薬の雑学(2)

6種類以上の薬を服用することを「多剤併用」といいます。厚労省の調べによると、75歳以上の高齢者では、42%が5種類以上の薬を処方され、このうち25%は7種類以上を処方されていた。高齢者の服用薬の種類が増えると、有害事象のリスクが明らかに上昇することが分かっています。

高齢者における重大な問題として、認知機能低下やふらつき・転倒を挙げたうえで、注意を要する薬剤を示した。 認知機能低下の副作用を起こす可能性のある薬剤には、抗精神病薬、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬、三環系抗うつ薬、パーキンソン病治療薬などがある。

中でも、花粉症や過活動膀胱、不整脈やパーキンソン病などさまざまな病気に用いられている。抗コリン薬や抗コリン作用を有する薬剤は、その累積使用量が多いほど認知症の発症リスクが高まるとして注意を促した。

若い方にはあまり関係なさそうですが、持病の多い高齢者の方は複数の医師から薬の処方を受け、結果的にかなり多くの薬を服用(多剤併用)しているケースもあります。

薬を必要とする病気なども沢山ありますので、薬を否定するものではありませんが、もしあなたが5種類以上の薬を飲んでいるのなら、ちょっと検討してみる価値はあると思いますよ。

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