塩と健康(1)

 食塩は良い塩を摂りましょう。良い塩とは海水からとった自然塩です。私たちが生きるために、一番大切なのは言うまでもなく「食」です。そして、健康を維持するための基本の基と言えるのが、「水」と「塩」なのです。私たちが健康を考えるうえで、塩だけは欠かせない重要なものなのです。砂糖など他の成分は、他のものからでも補うことができます。しかし塩だけは、これにとって代わるものがないと言われており栄養的にも味覚の上でも、かけがえのない超重要食品なのです。又、天日で乾かした塩でないと意味がありません。命を生み出したのは、海と太陽です。生き物は海から生まれました。お母さんの羊水も海と成分が同じです。海の塩を太陽で乾かすことにより、強大なエネルギーが湧くわけです。

 更に、塩は浄める力も持っていますから土俵を浄めたり、祀りごとの際に化学精製塩を使っても何の意味もないということです。神様がお怒りになるかも知れません。良い塩と良い水で骨も丈夫になります。人間の体で骨を作るときにも塩は非常に大切で、塩分が不足すると丈夫な骨は出来ません。塩分の摂り過ぎが高血圧や生活習慣病を引き起こす悪者のように言われていますが、塩化ナトリウムの化学精製塩が、体に悪い影響を及ぼすのです。多種多様なミネラルをバランスよく有する自然塩は全く異なるものであり、摂り過ぎをそれほど心配する必要はないのです。「月」や「太陽」は人間の健康を大きな力で高めてくれる存在なのです。日に干すことによって栄養が何倍にも膨れ上がる食品は、他にも数多くあります。