ストレッチング(2)

3、実施にあたっての注意
無理をしないこと
無理に筋肉をのばそうとすると筋肉や腱を痛める恐れがある。ともすれば他人と比較しがちであるが柔軟性には個人差があり、段階を踏みながら自分に合ったことを継続し、毎日続けることが重要です。温まった状態で行う筋肉は温度によって柔軟性が異なります。冷えた状態では硬く、適度に温まった状態のほうが柔らかい。筋肉が適度に温まった状態でストレッチを行うことが好ましい。

さらに、伸ばしたい部位に意識を集中しましょう。例えば上図イラストでは、腰に集中すれば腰が伸びますし、ひざ裏に集中すればひざ裏全体が伸びます。中にはこの姿勢がとれないという方もおられることかと思いますが、コツコツとやっていれば必ず柔軟性は取り戻せます。

また、いきなり行うのではなくて、前もって軽い運動をして、全身を柔らかくしておきましょう。また、入浴後のストレッチを日常的に行うとよいとも言われています。