身体の主要構造と症状の関係(1)

人の背骨は、上から頸椎7コ、胸椎12コそして腰椎5コの計24個の椎骨が並んで構成されておりその下には仙骨・尾骨となっています。また、それぞれの椎間板からは、左右に神経が出ており、頸椎椎間板からは両の腕へ、胸骨椎間板からは肋間へ、そして腰椎椎間板からは下肢へ流れています。

したがって頸椎に“鞭打ち”など何らかのダメージがあれば症状としては腕の痛み・痺れとなり 、胸椎椎間板にダメージがあれば肋間へ、同様に腰椎椎間板トラブルは下肢の症状(痛み・シビレ)となって表れるのです。また、胸椎椎間板からは、これとは別に自律神経が各内臓へダイレクトに走っており直接これらを支配しているのです。